ニートの直観

大学1浪2留のダメ人間ワイが普段考えていることを書いていく。共感してくれたらうれしい。

人間関係がどれだけ大切かが分かった。

高校時代に、孤立して以来、その辛さから、人は独りでも生きていけるとずっと思っていた。

そんなんだから、大学に入っても、人間関係は気晴らし程度のものとしか思っていなかった。

なぜ、リア充もオタクも血眼になって人間関係にしがみ付くのか、理解できなかった。

だから、孤独を貫いた。

 

けれど、留年し、うつ病になり、性依存症になり、いろいろ始めた習慣が続かない中で、どうして自分の人生がこんなにもつまらなく、孤独で、生きづらいのかを悟った。

 それは、人間関係が構築されていないから。つまり、社会とリンクされていないからだ。

おそらく、依存症を治したところで、うつ病を完治したところで、怠惰を克服したところで、人間関係をどうにかしない限り、生きづらさは変わらないだろう。

今まで、人生を変えようと、多くの習慣に手を出しては失敗し、つまらない思いをして生きてきた。

 

たとえば、筋トレ。

『プリズナー・トレーニング』という自重筋トレでバキバキになれるプログラムだ。

でも、続かなかった。

理由は簡単だ。

そもそも筋トレをする理由が、自己満足で、単にすごい人間になりたいというとても抽象的で閉鎖的な理由だったからだ。

一方、著者のポール・ウェイドは元囚人であり、収監当初、このままでは獰猛な同房者に殺されると思い、生き残るために、必死に体を鍛えた。つまり、監獄社会という社会とリンクしていた動機があったから、あそこまで超人になれたのだ。

一方、自分は実家暮らしで、平和で、何不自由ない自分に筋トレは必要なかった。

だから、続かなかったのだ。

 

他にもたくさんある。

無才の自分に少しでも自信を付けたいと、イラストの勉強を始めた。

アニメやラノベのような華やかな絵師の世界に少しでも近づきたかった。

でも、3日と持たなかった。

理由は、そもそもイラストを描く動機が抽象的なのと、結局のところ、「このままでは死ぬ」という切迫感がなかったからだ。

だから、続かなかった。

お金を払い、予備校に行き、そこで仲間を作り、お互いを高めらる状況を作れば、初めて一歩を踏め出せるくらいのものだと思う。

参考書は、アニメーターであり、アニメ私塾主催者の室井 康雄が書いた本だ。

彼があそこまでに、作画に集中できるのも、少しでも気を抜いたら、

「このままでは死ぬ」、

「ライバルに抜かれる」、

「仲間からバカにされる。」

という切迫した環境があったからだ。

現在は「先生」として活躍しているのだから、やはり、そのモチベーションが続いているのだろう。

 

この2人に共通していることは、室井康雄もポール・ウェイドも、自分はこれに人生を賭けて本当に良かったといっていることだ。

さぞかし、充実した人生を送り、楽しんでいることだろう。

そのような、一流の何かを得ることは、それだけ社会とどれだけリンクしているかで決まる。

どれだけ、リスクを賭けたかで決まる。

 

したがって、無才な自分に少しでも彩を与えるには、少しでも誰かと関わる必要がある。

これなくして、自分を開花させることは絶対にできない。

たとえ、他人に傷つけられようが、

バカにされようが、

酷い扱いを受けようが、

一時、退避することは必要であれ、結局のところ、

人間関係の攻略無くして、人生は攻略できないということだ。

 ボクは本気でそう思います。